三重の小学校、インフルエンザで学年閉鎖 [インフルエンザ2010年10月]

三重県四日市市は30日、季節性インフルエンザの集団感染で、同市水沢町の市立水沢小学校の2年生(1クラスのみ)を同日から2日間の学年閉鎖にしたと発表した。

県健康危機管理室によると、集団感染による学校の学年、学級閉鎖は今シーズン(夏休み以降)初めて。

市によると、9月29日に2年生31人のうち7人が発熱やのどの痛みを訴えた。欠席した5人全員が市内の医療機関で、インフルエンザと診断された。県保健環境研究所で一部の検体を調べた結果、A香港型と判明した。

同校では計28人が発熱などの症状を訴えているが、市保健予防課は「単発か流行になるのかは分からない」としている。集団感染を受け、同市内の医療機関は、15日に始める予定だったインフルエンザの予防接種を、準備が整い次第、4日から始めることにした。

(2010年10月1日 読売新聞)


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