前の10件 | -
安来の鳥インフルは強毒性 北海道の野生カモと近縁 / 島根 [インフルエンザ2010年12月]
農林水産省は2日、安来市の養鶏場で感染が判明した高病原性鳥インフルエンザウイルスの遺伝子解析をした結果、強毒タイプと確認したと発表した。
このウイルスは北海道稚内市で今年10月、野生のカモのふんから検出されたものと「極めて近縁」であることも明らかにした。同省は当初から、安来市の鶏は野鳥から感染した可能性があるとの見方を示していた。
強毒タイプは感染した鶏の大半が短期間に死ぬなど致死率が高く、早期に封じ込めないと被害が拡大する可能性がある。鳥インフルエンザはヒトには通常感染せず、海外で例外的に感染したケースがあるだけ。鶏肉や卵を食べたことによる感染例も報告されていない。
国や島根県は野鳥などの侵入の可能性を検討しているが、原因を調べている農水省の疫学調査チームの伊藤寿啓チーム長(鳥取大教授)は「穴があったからといって早急に原因を結論付けられない」と慎重な見方を示した。
環境省は2日午後、職員らを島根県に派遣。野鳥の捕獲調査やふん尿の採取を、養鶏場から10キロの範囲と宍道湖で実施する方針を説明した。【2010年12月2日中国新聞】
このウイルスは北海道稚内市で今年10月、野生のカモのふんから検出されたものと「極めて近縁」であることも明らかにした。同省は当初から、安来市の鶏は野鳥から感染した可能性があるとの見方を示していた。
強毒タイプは感染した鶏の大半が短期間に死ぬなど致死率が高く、早期に封じ込めないと被害が拡大する可能性がある。鳥インフルエンザはヒトには通常感染せず、海外で例外的に感染したケースがあるだけ。鶏肉や卵を食べたことによる感染例も報告されていない。
国や島根県は野鳥などの侵入の可能性を検討しているが、原因を調べている農水省の疫学調査チームの伊藤寿啓チーム長(鳥取大教授)は「穴があったからといって早急に原因を結論付けられない」と慎重な見方を示した。
環境省は2日午後、職員らを島根県に派遣。野鳥の捕獲調査やふん尿の採取を、養鶏場から10キロの範囲と宍道湖で実施する方針を説明した。【2010年12月2日中国新聞】
島根の鳥インフル、ウイルスは高病原性のH5型 [インフルエンザ2010年12月]
島根県安来市の養鶏場で鳥インフルエンザに感染した疑いのある鶏の死骸が見つかった問題で、農林水産省は1日、遺伝子検査の結果、高病原性のH5型の鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。
鳥インフルエンザの発生が確定した。
同県が11月29日に検査して鳥インフルエンザが疑われたため、死んだ鶏から採取した検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)で詳しく調べたところ、H5型ウイルスが確認された。【2010年12月1日 読売新聞】
鳥インフルエンザの発生が確定した。
同県が11月29日に検査して鳥インフルエンザが疑われたため、死んだ鶏から採取した検体を動物衛生研究所(茨城県つくば市)で詳しく調べたところ、H5型ウイルスが確認された。【2010年12月1日 読売新聞】
<鳥インフル>鶏2万3300羽殺処分へ 高病原性か 島根 [インフルエンザ2010年11月]
島根県は29日、安来市の養鶏農家(2万羽飼育)で、高病原性鳥インフルエンザの疑いが強い事例が発生したことを明らかにした。ウイルスはH5型の可能性が高いという。茨城県つくば市の動物衛生研究所に検体を搬送してウイルス検査し、確定する見込み。
県によると、この養鶏農家で29日朝、5羽の鶏がかたまって死んでいるのを農場主が発見、不安に思い通報したという。県の簡易検査で鳥インフル陽性であることを確認した。遺伝子検査(PCR検査)でも高病原性鳥インフルエンザの疑いが強いと判断された。
動物衛生研究所のウイルス検査で発生が確認されれば、この農場の鶏は殺処分されるほか、半径10キロ以内の鶏が移動制限される可能性があり、同エリア内には数軒の養鶏農家があるという
これを受け、農林水産省は29日夜に鹿野道彦農相を本部長とする防疫対策本部を設置し会議を開いた。
同省によると、当該農家の飼育数は計2万3300羽で、30日にも殺処分される。また、当該農家から半径10キロ以内が同日にも移動制限区域となる。区域の一部は鳥取県にもかかり、養鶏農家は計5農家(島根側2、鳥取側3)で、計14万羽を飼育しているという。周辺農家の鶏の異常は報告されていない。
農水省によると、当該農家は中海に近く、「野鳥から感染した可能性はあり、調査する必要がある」(動物衛生課)という。
当該農家では27日にも5羽の死が確認され、29日は朝の5羽のほか夜までにさらに30羽が死んだことなどから、専門家の意見を聞いた上で高病原性鳥インフルエンザが疑われる家畜と判断されたという。
鹿野農相は「拡大をいかに防ぐかに万全を期したい」などと話した。松木謙公政務官と、獣医師の資格を持つ職員ら5人を30日、島根県庁に派遣する。【2010年11月29日 毎日新聞】
【PR】アナログレコードの通信販売
県によると、この養鶏農家で29日朝、5羽の鶏がかたまって死んでいるのを農場主が発見、不安に思い通報したという。県の簡易検査で鳥インフル陽性であることを確認した。遺伝子検査(PCR検査)でも高病原性鳥インフルエンザの疑いが強いと判断された。
動物衛生研究所のウイルス検査で発生が確認されれば、この農場の鶏は殺処分されるほか、半径10キロ以内の鶏が移動制限される可能性があり、同エリア内には数軒の養鶏農家があるという
これを受け、農林水産省は29日夜に鹿野道彦農相を本部長とする防疫対策本部を設置し会議を開いた。
同省によると、当該農家の飼育数は計2万3300羽で、30日にも殺処分される。また、当該農家から半径10キロ以内が同日にも移動制限区域となる。区域の一部は鳥取県にもかかり、養鶏農家は計5農家(島根側2、鳥取側3)で、計14万羽を飼育しているという。周辺農家の鶏の異常は報告されていない。
農水省によると、当該農家は中海に近く、「野鳥から感染した可能性はあり、調査する必要がある」(動物衛生課)という。
当該農家では27日にも5羽の死が確認され、29日は朝の5羽のほか夜までにさらに30羽が死んだことなどから、専門家の意見を聞いた上で高病原性鳥インフルエンザが疑われる家畜と判断されたという。
鹿野農相は「拡大をいかに防ぐかに万全を期したい」などと話した。松木謙公政務官と、獣医師の資格を持つ職員ら5人を30日、島根県庁に派遣する。【2010年11月29日 毎日新聞】
【PR】アナログレコードの通信販売
インフルエンザ 富良野で「警報」 全国初 / 北海道 [インフルエンザ2010年11月]
道内で全国に先んじてインフルエンザが流行する中、富良野保健所は26日、全国で今季初となるインフルエンザ警報を発令した。道立感染症情報センターによると、道内の定点医療機関の調査(15~21日)では、1医療機関あたりの患者数は前週より0・56人増え、全国トップの2・08人。道はうがいや手洗いの励行、ワクチン接種を呼びかけている。
1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数が10人を超えると「注意報」、30人を超えると「警報」が発令される。富良野保健所管内(5市町村)の患者数は今回、前週より35人増え、39・67人となった。
富良野市の富良野小では16日~26日に計6クラスが学級閉鎖した。同保健所管内で患者数が多いことについて、病院関係者は「定点とされた医療機関に地理的に患者が集中する傾向があるためではないか」と話している。
また、「流行期」入りの基準になる患者数1・0人を超えたのは、道内30保健所のうち、前週より2カ所増え富良野を含め13カ所。富良野に次ぐのは苫小牧の4・88人、中標津の4・33人。【2010年11月27日北海道新聞】
1定点医療機関あたりのインフルエンザ患者数が10人を超えると「注意報」、30人を超えると「警報」が発令される。富良野保健所管内(5市町村)の患者数は今回、前週より35人増え、39・67人となった。
富良野市の富良野小では16日~26日に計6クラスが学級閉鎖した。同保健所管内で患者数が多いことについて、病院関係者は「定点とされた医療機関に地理的に患者が集中する傾向があるためではないか」と話している。
また、「流行期」入りの基準になる患者数1・0人を超えたのは、道内30保健所のうち、前週より2カ所増え富良野を含め13カ所。富良野に次ぐのは苫小牧の4・88人、中標津の4・33人。【2010年11月27日北海道新聞】
インフルによる休校など、前週から10校増の27校 [インフルエンザ2010年11月]
厚生労働省によると、インフルエンザの流行によって11月14-20日の週に新たに休校などの措置を取った学校数は、前週から10校増の27校だった。増加は2週ぶり。
27校の内訳は、休校2校、学年閉鎖3校、学級閉鎖22校。都道府県別では、北海道の8校が最も多く、以下は宮城と埼玉(共に3校)、群馬と神奈川(共に2校)などの順だった。
【2010年11月25日 医療介護ニュース】
【PR】アナログレコードの通信販売
27校の内訳は、休校2校、学年閉鎖3校、学級閉鎖22校。都道府県別では、北海道の8校が最も多く、以下は宮城と埼玉(共に3校)、群馬と神奈川(共に2校)などの順だった。
【2010年11月25日 医療介護ニュース】
【PR】アナログレコードの通信販売
オークファン「加湿器」の落札数推移を発表 ~前年比落札数210%上昇 2009年調査時よりもさらに30%落札数上昇 [インフルエンザ2010年11月]
今回当社は、「加湿器」の2009年および2010年の1月~10月の
ネットオークション市場の落札数比較を実施致しました。
■ 「加湿器」の落札動向
■ 「加湿器」落札動向推移(調査期間:2009年および2010年各1月~10月)
弊社では、2010年1月に加湿器の調査発表しており、2008年1月~12月、2009年1月~12月の落札動向を発表では、
新型インフルエンザの影響により、前年比178%上昇となっていました。
過去調査結果URLhttp://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000012659
しかしながら、今回の調査により210%上昇していることから、さらにおよそ30%上昇していることが分かりました。
また、加湿器の中でもさらに人気の種類として、「アロマ付き加湿器」「超音波式加湿器」の落札動向を比較したところ、
超音波付き加湿器の落札数が上回っていることがわかりました。
オークションで入札数が多く入る商品の価格帯は1,000円~2,000円でした。
機能としてはやはりアロマ、超音波など、加湿機能に付加価値のついた商品が人気となっておりました。
昨年、加湿器の落札数が増加した背景には乾燥などの気候の影響や風邪、インフルエンザの流行がありました。
本年も乾燥だけでなくインフルエンザの流行が予想されるため今後、加湿器の落札数はさらに上昇していくものと考えております。【2010年11月24日 YUCASEE MEDIA】
【PR】アナログレコードの通信販売
ネットオークション市場の落札数比較を実施致しました。
■ 「加湿器」の落札動向
■ 「加湿器」落札動向推移(調査期間:2009年および2010年各1月~10月)
弊社では、2010年1月に加湿器の調査発表しており、2008年1月~12月、2009年1月~12月の落札動向を発表では、
新型インフルエンザの影響により、前年比178%上昇となっていました。
過去調査結果URLhttp://www.dreamnews.jp/?action_press=1&pid=0000012659
しかしながら、今回の調査により210%上昇していることから、さらにおよそ30%上昇していることが分かりました。
また、加湿器の中でもさらに人気の種類として、「アロマ付き加湿器」「超音波式加湿器」の落札動向を比較したところ、
超音波付き加湿器の落札数が上回っていることがわかりました。
オークションで入札数が多く入る商品の価格帯は1,000円~2,000円でした。
機能としてはやはりアロマ、超音波など、加湿機能に付加価値のついた商品が人気となっておりました。
昨年、加湿器の落札数が増加した背景には乾燥などの気候の影響や風邪、インフルエンザの流行がありました。
本年も乾燥だけでなくインフルエンザの流行が予想されるため今後、加湿器の落札数はさらに上昇していくものと考えております。【2010年11月24日 YUCASEE MEDIA】
【PR】アナログレコードの通信販売
インフルエンザ:北方南小1年、学級閉鎖--今シーズン初 /岐阜 [インフルエンザ2010年11月]
岐阜保健所は22日、北方町の小学校が今シーズン初のインフルエンザによる学級閉鎖を行ったと発表した。
北方町立北方南小1年1組(児童数25人)の児童5人にインフルエンザの症状が認められたため、22日に学級閉鎖した。23日以降は様子を見て判断する。
インフルエンザにより初めて休校などの措置を取った時期は、05~08年度は11月14日から12月12日。新型インフルエンザが大流行した昨年度は7月4日だった。
同保健所は、手洗いやうがい、マスクなど身近にできる予防対策と、十分な休養と栄養を取るよう呼びかけている。【2010年11月23日 毎日新聞 地方版】
【PR】アナログレコードの通信販売
北方町立北方南小1年1組(児童数25人)の児童5人にインフルエンザの症状が認められたため、22日に学級閉鎖した。23日以降は様子を見て判断する。
インフルエンザにより初めて休校などの措置を取った時期は、05~08年度は11月14日から12月12日。新型インフルエンザが大流行した昨年度は7月4日だった。
同保健所は、手洗いやうがい、マスクなど身近にできる予防対策と、十分な休養と栄養を取るよう呼びかけている。【2010年11月23日 毎日新聞 地方版】
【PR】アナログレコードの通信販売
今年のインフルエンザワクチンは要注意 【荒川 大/Life & Style】 [インフルエンザ2010年11月]
昨年は、新型インフルエンザ対策の1年でしたが、今年のインフルエンザはまだどの型が流行するのかわかっていません。
ただ、香港A型での集団感染が発生しているという報道もありますので、従前の日本国内だけで数万人が死亡する季節性インフルエンザに戻るのかもしれません。
さて、タイトルにある通りインフルエンザワクチンの予防接種が始まっていますが、私の周囲の方々特に医療関係者からの話では、接種後に体調を崩す方が比較的多いという話を伺います。
今年のワクチンは、例年に比べて比較的強い傾向にあるようです。
またワクチンが強いということは、体調が優れないタイミングでの接種を行うことで体調をより悪化させることがありますので、児童や高齢者は特に注意が必要でしょう。
医療従事者ではない者がこのようなコラムを書くこと自体、やや憚られるのですが、認可されたワクチンそのものについて医師がコメントすることもあまりないと思いますので、自己防衛のためのひとつの情報として記しておきたいと思います。
尚、今年使用されているワクチンは、A型・B型・C型の三種混合(BCGではありません・・・)となっているということで、やはり身体への負担は大きいようです(接種した時の痛みがやや強く、接種後の発赤も強くでる傾向にあるということで、接種された場合には過度に心配なさらないように頂ければと思います)。
最後に、ワクチンは無毒化されていますが、少なからずリスクはありますから、接種を検討されている方には体調管理をしっかりと行って頂きたいと思います。【2010年11月20日 荒川 大/Life & Style】
【PR】アナログレコードの通信販売
ただ、香港A型での集団感染が発生しているという報道もありますので、従前の日本国内だけで数万人が死亡する季節性インフルエンザに戻るのかもしれません。
さて、タイトルにある通りインフルエンザワクチンの予防接種が始まっていますが、私の周囲の方々特に医療関係者からの話では、接種後に体調を崩す方が比較的多いという話を伺います。
今年のワクチンは、例年に比べて比較的強い傾向にあるようです。
またワクチンが強いということは、体調が優れないタイミングでの接種を行うことで体調をより悪化させることがありますので、児童や高齢者は特に注意が必要でしょう。
医療従事者ではない者がこのようなコラムを書くこと自体、やや憚られるのですが、認可されたワクチンそのものについて医師がコメントすることもあまりないと思いますので、自己防衛のためのひとつの情報として記しておきたいと思います。
尚、今年使用されているワクチンは、A型・B型・C型の三種混合(BCGではありません・・・)となっているということで、やはり身体への負担は大きいようです(接種した時の痛みがやや強く、接種後の発赤も強くでる傾向にあるということで、接種された場合には過度に心配なさらないように頂ければと思います)。
最後に、ワクチンは無毒化されていますが、少なからずリスクはありますから、接種を検討されている方には体調管理をしっかりと行って頂きたいと思います。【2010年11月20日 荒川 大/Life & Style】
【PR】アナログレコードの通信販売
インフルエンザワクチン接種後、男児と80代男性死亡 [インフルエンザ2010年11月]
10月から始まった、新型と季節性混合のインフルエンザワクチンの接種で、厚生労働省は19日、愛知県の10歳未満の男児と東京都の80代の男性が、接種後に死亡したと発表した。主治医が「接種と関連あり」と報告したのは2人を含め3例だが、厚労省は2人に持病があることから「接種との関連性は現時点では不明」としている。
厚労省によると、男児は今月11日に接種し、翌12日朝、呼吸停止状態で発見され、死亡した。主治医は死因について「急性脳症に肝障害を伴うライ様症候群」と報告した。男児には慢性肺疾患や精神運動発達遅滞の基礎疾患があったという。
80代男性は10月27日に接種し、直後に38度台の発熱があった。その後、意識障害や呼吸困難が起き、今月9日に死亡した。主治医は「接種により播種(はしゅ)性血管内凝固症候群を発症し死亡に至った」と報告している。【2010年11月19日 毎日新聞】
厚労省によると、男児は今月11日に接種し、翌12日朝、呼吸停止状態で発見され、死亡した。主治医は死因について「急性脳症に肝障害を伴うライ様症候群」と報告した。男児には慢性肺疾患や精神運動発達遅滞の基礎疾患があったという。
80代男性は10月27日に接種し、直後に38度台の発熱があった。その後、意識障害や呼吸困難が起き、今月9日に死亡した。主治医は「接種により播種(はしゅ)性血管内凝固症候群を発症し死亡に至った」と報告している。【2010年11月19日 毎日新聞】
インフル禍の警戒薄れる? 予防接種受ける県民減 / 徳島 [インフルエンザ2010年11月]
新型インフルエンザが大流行した昨年から一転、今年は徳島県内でインフルエンザの予防接種を受ける人が大幅に減っている。新型の流行が終息し、県民の警戒心が薄れたのが要因とみられる。だが冬場には新型や従来の季節性のインフルエンザともに流行する恐れがあり、県健康増進課は「重症化しやすい高齢者や子どもへの感染拡大が心配される」と早めの予防接種を呼び掛けている。
10月1日に接種が始まった今シーズンのワクチンは新型と季節性2種(A香港型とB型)の3種混合。昨シーズンのように新型と季節性の両方を打つ必要はなくなった。今シーズンの接種状況について、県医師会感染症対策委員長の馬原文彦医師(68)は「昨年同期に比べると、半数以下にとどまっているのではないか」と言う。
おかがわ内科・小児科(徳島市住吉1)では、昨年10月下旬から11月上旬にかけて1日80人前後が予防接種に訪れたが、今年は1日20人前後。家族4人で予防接種に来た徳島市東吉野町1の会社員岡田崇良さん(34)は「(ワクチンが不足していた)去年は1カ月も待たされたが、今年はすぐに打てた」と話した。
岡川和人院長(58)は「新型インフルエンザに去年かかっていても、今年はもう免疫がない」と警鐘を鳴らす。
古川病院(徳島市寺島本町西1)や、たかはし内科(徳島市国府町観音寺)でも予防接種を受ける人は今シーズン大幅に減っているという。
県によると、県内38医療機関のインフルエンザ感染の定点調査では、11月1~7日の患者数は1カ所当たり0・87人。昨年同期は13・97人で16分の1だが、全国平均の0・20人を大きく上回り、北海道の1・50人に次いで2番目に多い。
10月21日には吉野川保健所管内の保育所で乳幼児11人の集団感染が今シーズン初めて確認され、11月に入ってからは感染者数が急増。インフルエンザとみられる欠席者が相次いだ那賀町内の幼稚園が休園した。
インフルエンザは通常、11月下旬に流行期を迎え、翌年1、2月に感染のピークを迎える。馬原医師は「今年も新型が流行する可能性は高く、感染力は季節性の数十倍ともいわれる。重症化を防ぐにはまずワクチン接種。昨年の教訓を生かして予防接種を心掛けてほしい」と訴えている。【2010年11月17日 徳島新聞】
10月1日に接種が始まった今シーズンのワクチンは新型と季節性2種(A香港型とB型)の3種混合。昨シーズンのように新型と季節性の両方を打つ必要はなくなった。今シーズンの接種状況について、県医師会感染症対策委員長の馬原文彦医師(68)は「昨年同期に比べると、半数以下にとどまっているのではないか」と言う。
おかがわ内科・小児科(徳島市住吉1)では、昨年10月下旬から11月上旬にかけて1日80人前後が予防接種に訪れたが、今年は1日20人前後。家族4人で予防接種に来た徳島市東吉野町1の会社員岡田崇良さん(34)は「(ワクチンが不足していた)去年は1カ月も待たされたが、今年はすぐに打てた」と話した。
岡川和人院長(58)は「新型インフルエンザに去年かかっていても、今年はもう免疫がない」と警鐘を鳴らす。
古川病院(徳島市寺島本町西1)や、たかはし内科(徳島市国府町観音寺)でも予防接種を受ける人は今シーズン大幅に減っているという。
県によると、県内38医療機関のインフルエンザ感染の定点調査では、11月1~7日の患者数は1カ所当たり0・87人。昨年同期は13・97人で16分の1だが、全国平均の0・20人を大きく上回り、北海道の1・50人に次いで2番目に多い。
10月21日には吉野川保健所管内の保育所で乳幼児11人の集団感染が今シーズン初めて確認され、11月に入ってからは感染者数が急増。インフルエンザとみられる欠席者が相次いだ那賀町内の幼稚園が休園した。
インフルエンザは通常、11月下旬に流行期を迎え、翌年1、2月に感染のピークを迎える。馬原医師は「今年も新型が流行する可能性は高く、感染力は季節性の数十倍ともいわれる。重症化を防ぐにはまずワクチン接種。昨年の教訓を生かして予防接種を心掛けてほしい」と訴えている。【2010年11月17日 徳島新聞】
前の10件 | -